11月17日、市ヶ谷にあるJICA地球ひろば会議室にて、NPO法人ヘルスケアリーダーシップ研究会(Institute for Healthcare Leadership/IHL)の自主勉強会のなかで、タイの医療制度、バンコクとポータラームの医療格差について意見交換を行いました。
富裕層や外国人を対象とした医療ツーリズム大国である一方で、地方では医療へのアクセスに乏しく、疾病の重症化が問題となっています。背景には貧困や移動の不自由さがあります。私は、タイにおける非感染性疾患の増加や栄養不良についてお話させていただきました。このような特徴を持った、タイという1つの国の中で起こっている格差に対し、どのようにアプローチできるのか、俯瞰して地域の問題解決を考える貴重な機会であったと思います。 IHLの6名の参加者からも積極的な質疑応答、意見を頂戴し、有意義なディスカッション、ネットワーキングの場となりました。この会を企画してくださった弊法人顧問の倉田舞さんに感謝いたします。
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